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平成24年度(第67回)文化庁芸術祭 参加公演

古事記編纂千三百年 天岩戸のカミあそび






第一部 篠笛春秋


序の笛〜カミあそび

紅の雪
月に桜
螢の舞
秋の音




第二部 古典曲


伊勢大神楽

岸和田だんじり祭囃子









第三部 天岩戸のカミあそび



受賞理由
確かな技量を持って、民俗芸能に残る古曲や自身の創作曲を演奏し、篠笛が持つ可能性と楽しさを示した。
前半部では、ともすれば舞や勇壮な山車に注目が集まる伊勢大神楽や岸和田だんじり祭の囃子を、民俗芸能の持つ風情を残しつつ篠笛の旋律を引き立たせて好演。また、後半部では狂言と能の仕舞を組み合わせ、迫力のある舞台を作り上げた。

平成24年度(第67回)文化庁芸術祭賞の決定について

ごあいさつ
この度、平成24年10月31日に京都府立文化芸術会館にて開催いたしました「古事記編纂千三百年・天岩戸のカミあそび」の成果により、平成24年度(第67回)文化庁芸術祭・大衆芸能部門(関西 の部)におきまして、新人賞を受賞いたしました。

これまで私の演奏活動を支えていただきました関係者の皆様に感謝を申し上げますと共に、謹んで受賞のご報告させていただきます。

「民の謡(たみのうた)」という名前で活動を始め、十数年が経過いたしました。この屋号は私が考えた造語であり、「民俗音楽」を大和言葉で表現したものです。

「天岩戸のカミあそび」は、私の篠笛演奏の集大成とも言える舞台であります。 この舞台では、私は、日本人の心の「音風景」を表現することを目的とました。全体を三部構成とし、◎第一部では、四季に因んだ私の作曲音曲(「月に桜」、「蛍の舞」、「秋の音」、「紅の雪」)を演奏し、◎第二部では、岸和田だんじり祭囃子、伊勢大神楽といった民俗芸能の古典曲を披露。そして◎第三部では、林宗一郎氏にアメノウズメノミコト、タヂカラオノミコト、アマテラスオオミカミ、茂山逸平氏に八百万のカミの一柱を演じていただき、日本神話の名場面「天岩戸開き」を再現いたしました。

第一部、第二部は篠笛の音を聴かせる、所謂、演奏会形式であり、第三部では、篠笛は、その本来の姿である神楽舞を囃し立てるという役割に徹しました。

本公演では、助演として民の謡からは南部香織らが参加、第二部の古典曲では岸和田祭囃子の大太鼓の打ち手として、岸和田から彫師の河合申仁氏にお手伝いいただき、第三部の共演として能楽師の林宗一郎氏、狂言師の茂山逸平氏をお迎えしいたしました。

まだまだ力不足のところもございましたが、民俗芸能の篠笛の要素を損なうことなく、篠笛本来の魅力をお届けできたのではないかと思っております。

今後は尚一層精進し、日本文化、地域文化の継承・発展に寄与する活動を続けて参りたいと存じますので、今後とも、皆様方のご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

                  平成二十四年十二月吉日
                         森田 玲
 
○ 森田 玲 プロフィール

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森田 玲(もりた あきら)

昭和51年生まれ。篠笛奏者。株式会社「民の謡」代表取締役。
篠笛民俗文化研究会会長。
岸和田高等学校卒業、京都大学・農学部森林科学科卒業。

平成24年度(第67回)文化庁芸術祭大衆芸能部門新人賞受賞。

透明で艶のある音を練り、独奏や和太鼓との共演でその魅力を発揮する。京都三条と大阪岸和田に店舗を構え篠笛の製作・販売・教室を統括する。

舞台での演奏の他、奉納演奏にも取り組み、岸和田祭地車清祓式(岸和田市)、厳島神社(京都市・京都御苑内)、御寺泉涌寺別格本山雲龍院(京都市)などの他、平成24年には祇園祭岩戸山にて「奉納吹舞・天岩戸のカミあそび」を納める。

また、奏法指導にも力を入れ、奏者の癖を瞬時にに見抜き、音色改善方法を明解に示し効果を上げることで定評がある。

研究者としても地道な調査を重ね、地域文化の継承・発展に貢献したいとの想いで「摂河泉の神賑」と題し、後世に伝えたい音風景を様々な方法で紹介している。主な研究対象は、岸和田だんじり祭・大阪の神賑行事・伊勢大神楽。

執筆活動として、連載「探求・日本の神賑」(産経新聞)、「篠笛事始め」『たいころじい』(財・浅野太鼓文化研究所)、著作に『篠笛事始め』、『岸和田祭音百景平成地車見聞録』(民の謡)、「摂河泉の神賑」(岸和田市青年団協議会)、共著『改訂増補・大阪の教科書』(創元社)などがある。

○ 文化庁芸術祭 参加公演内容
古事記編纂千三百年「天岩戸のカミあそび」

開催日 平成24年10月31日(水)
開 演 19時〜(開場 18時30分)
場 所 京都府立文化芸術会館 ホール
入場料 前売券 3,000円(当日券 3,500円)

出 演 森田 玲(篠笛奏者)
    林 宗一郎(能楽師)
    茂山 逸平(狂言師)
    南部 香織 ほか
○ 文化庁芸術祭とは
文化庁芸術祭は,広く一般に優れた芸術の鑑賞の機会を提供するとともに,芸術の創造とその発展を図り,もって我が国芸術文化の振興に資することを目的として昭和21年以来毎年秋に開催される芸術の祭典です。

文化庁芸術祭の形態は,執行委員会もしくは執行委員会が委嘱した芸術家等が企画して行う主催公演,芸術祭の期間中に開催される優れた活動実績を持つ芸術家等が行う公演等のうちから,芸術祭にふさわしい内容と認めるものを執行委員会が委嘱する協賛公演,さらに,芸術祭に参加を希望する公演(演劇,音楽,舞踊,大衆芸能の4部門)や作品(テレビ・ドラマ,テレビ・ドキュメンタリー、ラジオ、レコードの4部門)のうちから執行委員会が芸術祭にふさわしいものとして参加を認めた参加公演および参加作品があります。

参加公演・参加作品については,それぞれの部門で公演・作品内容を競い合い,成果に応じて文部科学大臣賞(芸術祭大賞,芸術祭優秀賞,芸術祭新人賞)が贈られます。


文化庁ホームページより → http://www.bunka.go.jp/geijutsu
_bunka/01geijutsusai/index.html



平成24年(第67回)文化庁芸術祭参加公演・参加作品

平成24年(第67回)文化庁芸術祭賞受賞公演・作品一覧
 
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